浴衣スポットに企画展 益田・県立石見美術館で内覧会

内覧会で浴衣の魅力に触れる関係者たち
 入浴後や夏に着る浴衣にスポットを当てた企画展「ゆかた 浴衣 YUKATA」(県立石見美術館、山陰中央新報社など主催)が14日、島根県益田市有明町の県芸術文化センター・グラントワ内の県立石見美術館で開幕する。同館で13日、内覧会があり、関係者が、江戸時代の浴衣や、浴衣姿の役者を描いた浮世絵など展示品130点を鑑賞し、魅力に触れた。

 ファッションを収集の柱の一つに据える同館が、若者も含めてファンが増えている浴衣の魅力を多面的に紹介しようと企画した。同館を皮切りに、埼玉県や長崎県など5会場で約2年間の巡回展となる。

 江戸時代から現代までの浴衣や浴衣地、浮世絵など130点を展示。うち50点は前後期で入れ替えるため、展示総数は180点となる。

 内覧会には、関係者60人が出席し、同館の南目美輝学芸課長(46)や、企画展を監修した共立女子大家政学部の長崎巌教授(65)らが展示品を紹介した。関係者は、細かな模様の型紙を使って、寸分のずれもなく染められた浴衣の制作技法に感心していた。

 南目課長は「江戸時代のものから、人間国宝による超絶技巧の作品を含む現代の浴衣までを紹介する。多面的な魅力を知ってほしい」と呼び掛けた。

 前期は8月6日までで、後期は同8日~9月3日。

2018年7月13日 無断転載禁止