風に揺れるレモン色 ユウスゲが見頃 三瓶山西の原

見頃を迎えた三瓶山西の原のユウスゲ
 国立公園・三瓶山西の原(島根県大田市三瓶町)で、ユリ科の多年草「ユウスゲ」が見頃を迎えた。夕方にレモン色の花を咲かせ、翌日の午前中にはしぼんでしまう一日花。13日には、高原の風に花が揺れ、訪れた人を和ませた。

 ユウスゲは本州から九州までの山地の草原に生えるが、環境の変化などで生育地が減少。しまねレッドデータブックで「絶滅危惧1類」に分類されている。

 西の原では「大田の自然を守る会」が約20年前から苗植えや草刈りで保護しており、近くの志学小学校の児童も協力し、これまでに約4千株を植栽している。

 7月中旬に入って見頃を迎え、直径10センチ前後の色鮮やかな花びらが開き、夏の三瓶を彩っている。守る会の伊藤宏会長(78)は「この連休が花のピークではないか」と話す。14、15の両日と21、22の両日には守る会などが主催し、午後7時半頃から周辺をライトアップする。

2018年7月14日 無断転載禁止