米子北高 野球部とサッカー部 県外出身者が同じ寮生活

そろって晩ご飯を食べる米子北高野球部員
 米子北高(鳥取県米子市米原6丁目)の野球部とサッカー部は、県外出身者を多く抱え、両部の部員が同じ寮で暮らす。野球部は、14日に開幕した全国高校選手権鳥取大会で甲子園初出場を目指す。一方、サッカー部は全国の強豪校の一つ。実績は異なるが、寮でスポーツ談義に花を咲かせながら、切磋琢磨(せっさたくま)している。

 野球部員40人のうち半数が県外出身者。大阪や岡山、関東から入学し市内2カ所の寮へ。同市寺町の寮では11人がサッカー部員17人と生活する。

 寮では、部の垣根を越えて互いに部屋へ出入りし、スマートフォンゲームに興じることも。最近はサッカーワールド杯ロシア大会を食堂で観戦した。サッカー部OBの昌子源選手が日本代表で活躍する姿を見て、サッカー話題で盛り上がった。

 野球部の三塁手の沢夢斗さん(17)は「落ち込んで帰って来てもみんながいる。自然に元気になりますね」と共同生活の良さを話す。

 サッカー部は、昨年末から年明けにかけて、首都圏で開催された全国高校サッカー選手権で、県勢過去最高のベスト8に入った。野球部は2015年に春の選抜大会への出場はあるが、夏の甲子園出場はない。全国常連のサッカー部員を横目に沢さんは「いつもいいところを持っていかれてる」と、時にライバル心をむき出しにする。

 サッカー部は6月の県総体を11連覇し、今年も全国切符を手にした。野球部の初戦は17日。主将の岡虎太朗さん(17)は「サッカー部には負けていられない」と、対戦相手に負けないぐらいサッカー部に対して闘志を燃やす。

2018年7月15日 無断転載禁止