魅力アップ 水木ロード装い新たに 境港でパレードや式典

リニューアルオープンした水木しげるロードをパレードする関係者や妖怪の着ぐるみ=境港市大正町
 鳥取県境港市の観光スポット・水木しげるロードが14日、リニューアルオープンした。歩道を拡幅し散策しやすくなるとともに、夜間照明で夜の町歩きも楽しめるようになった。パレードや記念式典があり、関係者が装いを新たにしたロードの魅力発信や観光振興に向け、決意を新たにした。

 1993年開設のロードは、約800メートルの道沿いに同市出身の漫画家・故水木しげるさんが描いたキャラクターの妖怪ブロンズ像が並び、年間200万人が訪れる山陰両県内有数の観光地。新装で177体のブロンズ像を五つのテーマごとに再配置し、夜間照明で妖怪の影絵を映し楽しませる。

 この日は、工事関係者ら約300人が鬼太郎など11体の妖怪の着ぐるみとともにロードをパレード。水木さんの妻・武良布枝さん(86)も水木さんの遺影を手に人力車に乗って参加し、石畳風に舗装された道路をゆっくりと進んだ。布枝さんは「感無量でロードの意外性と新鮮さにびっくり。水木も喜び、あの世から来ていると思う」と感慨深げに話した。

 記念式典は同市大正町のみなとさかい交流館であり、100人を前に平井伸治鳥取県知事が「新しいロードはわれわれの財産。多くの人に来てもらい元気を与えたい」とあいさつ。中村勝治市長は「今日がさらなる飛躍のスタート。市民と一体になり盛り上げたい」と話し、関係者が鏡開きで祝った。

 夜は照明の点灯式、海鮮お好み焼きなどを販売する出店が並ぶ「ゲゲゲ食堂」、住民有志による「土曜夜市」などもあり、終日にぎわった。

2018年7月15日 無断転載禁止