(7月8日~14日)島根

 ◆松江城天守、国宝指定から3年

 松江城天守(松江市殿町)が8日、国宝指定から3年を迎えた。2016年に初めて50万人を突破した登閣者数は、国宝効果の薄まりとともに17年は6万人近く減少。一方で、松江市を訪れる外国人観光客数は大型クルーズ船の寄港などで17年は過去最高を記録し、外国語対応の強化といったインバウンド対策が重要になっている。

 ◆周辺容認なら県も了解、島根原発3号機で溝口知事

 溝口善兵衛知事が10日の定例会見で、中国電力から事前了解の申し入れを受けた島根原発3号機(松江市鹿島町片句)の原子力規制委員会への新規制基準適合性審査申請に関し、原発から30キロ圏内の5市と鳥取県の周辺自治体が容認すれば、県も了解する考えを示した。知事として主体的に可否判断し、論拠を示すよう求めた県議会側の反発も予想される。

 ◆ウィンブルドン、錦織初の4強逃す

 テニスのウィンブルドン選手権第9日は11日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブであり、世界ランキング28位で松江市出身の錦織圭(28)=日清食品=が男子シングルス準々決勝で、元世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦し、3-6、6-3、2-6、2-6で敗れた。日本男子として85年ぶりの4強入りはならなかった。

 ◆西日本豪雨で江津市に災害救助法

 県が12日、西日本豪雨で家屋に大規模な被害が出た江津市に、災害救助法と被災者生活再建支援法の適用を決めたと発表した。6日以降の避難所の運営や食料の提供、住宅の応急修理などにかかる費用を同市に代わって国と県が負担する。県内での適用は平成に入った1989年以降、5例目。

クローン文化財の「法隆寺釈迦三尊像」を鑑賞する来場者=松江市袖師町、県立美術館
 ◆クローン文化財展開幕

 人類の宝といえる仏像や壁画を独自の複製技術で再現、復元して展示する「東京芸術大学クローン文化財展 甦(よみがえ)る世界の文化財~法隆寺からバーミヤンへの旅」が13日、松江市袖師町の県立美術館で開幕した。初日から大勢が訪れ、作品に顔を近づけたり手で触れたりして、世界の文化財を身近に感じた。8月26日まで開催。

 ◆里見女流四冠、地元支援に感謝

 出雲市出身の女流棋士、里見香奈女流四冠(26)=女流王座、女流名人、女流王将、倉敷藤花=の後援会(北島建孝会長)の総会と交流会が13日、同市内であり、3年ぶりに出席した里見女流四冠は、地元の応援に感謝し、一層の精進を約50人の支援者らに誓った。3月に年齢制限でプロ棋士への登竜門である奨励会を退会し、6月に失冠も経験した里見女流四冠は「残念な結果に終わってしまったが、皆さまのおかげで今、新たな気持ちでこの場に立っている」と語った。

2018年7月16日 無断転載禁止