大田・邇摩高生が夢や目標語る 地域住民が助言 進路選択の参考に

地域住民と将来の夢や進路目標などについて語り合う生徒たち
 邇摩高校(大田市仁摩町仁万)の1年生91人が地域住民と一対一で向き合って夢や目標を語り、意見や助言を受ける学習活動がこのほど、同校であった。進路選択の参考にしてもらおうと同校が初めて実施。生徒は悩みを吐露しながら、人生の先輩のアドバイスを聞き、将来について考えた。

 地域からは飲食店や小売店の経営者、市議、市職員、イラストレーターら多彩な職業の住民70人が参加。生徒たちは看護師、保育士、パティシエ、理学療法士など、自分の将来の目標を紹介し、住民たちから「日頃から興味のある分野に関連する施設・店舗を巡るといい」「家族ともよく相談したらどうか」などと助言を受けた。

 明確に進路が定まっていなかったり、コミュニケーションを取るのが苦手だったりする悩みを打ち明ける生徒もおり、住民から「視野を広く持っていろいろ勉強してみる」「自分はこれがしたいと目標を普段から口に出す」と指針を示され、励まされた。

 岩崎寛大さん(15)は「話すのが苦手だが、地域の方に話しやすい雰囲気をつくってもらえた」と感謝し、飲食店経営の田中伸哉さん(49)は「多彩な夢を持つ生徒がいることを知り、大人としてうれしく思えた」と話した。

2018年7月20日 無断転載禁止