故 佐々木恵未さん(江津) 童画展始まる 安来・加納美術館

鮮やかな色使いと優しいタッチで描かれた佐々木恵未さんの童画の世界を楽しむ来場者
 島根県江津市の童画家、故佐々木恵未(めぐみ)さん(1955~2014年)の作品を一堂に集めた特別展「童画家 佐々木恵未 しあわせ色の風」(安来市加納美術館、山陰中央新報社主催)が21日、安来市広瀬町布部の市加納美術館で開幕した。大勢のファンが詰め掛け、鮮やかな色使いと優しいタッチがつくり出す「恵未ワールド」に浸った。9月17日まで。

 展示は童画や絵本、カレンダーの原画など約300点。第4回現代童画展一般部門で最高の現代童画会賞を受賞した「アブラカタブラ」(1979年)、山陰中央新報の連載「あったか家族」の原画、未完の遺作となった大元神楽を題材にした絵本のラフ画などが並び、来場者をほのぼのとした童画の世界に引き込んだ。

 初日は会場隣の布部交流センターで、佐々木さんの恩師で童画家の有賀忍さん(江戸川大客員教授)が記念公演。「恵未ワールドにあふれるのは幸福感とユーモア。永遠の子どもが心で描いた童心画で、現代に最も必要な絵だ」と作品の魅力を語った。

 入館料一般1千円、学生(高校生以上)500円、小中学生無料。一般は、島根県の子育て応援パスポート「こっころ」、鳥取県の「とっとり子育て応援パスポート」の提示で2割引きになる。8月14日を除く毎週火曜休館。

2018年7月22日 無断転載禁止