世界で一つのクレヨン作り 島根県立美術館でワークショップ

ゴッホの「自画像」で使われている色の粉とミツロウなどを混ぜてクレヨンの型に流し込む児童=松江市袖師町、島根県立美術館
 「東京芸術大学クローン文化財展 甦(よみがえ)る世界の文化財~法隆寺からバーミヤンへの旅」が開かれている松江市袖師町の島根県立美術館で21日、世界で一つだけのクレヨンを作り、ゴッホの「自画像」の制作にも触れる小学生対象のワークショップがあり、市内外から参加した16人が真剣な表情で取り組んだ。

 ゴッホの「自画像」がクローン文化財として展示されていることにちなんだ企画。クレヨン作りは「自画像」で使われている色から好きな2色を選び、色の粉とミツロウやサラダ油などを紙コップに入れて混ぜ合わせ、型に入れて完成させた。「自画像」の絵はゴッホが影響を受けた浮世絵の工程の一つ、版木を使って色付けする「刷り絵」で仕上げた。

 青と緑を混ざったクレヨンを作った松江市立鹿島東小学校6年の吉原陽太君(11)は「予想以上にうまくできた。記念に残したい」と話した。

 同展は東京芸大、山陰中央新報社などの実行委員会が主催。8月26日まで(火曜休館)。

2018年7月22日 無断転載禁止