注目集めるバーミヤンの壁画 今はなき遺産 目の前に

天井の壁画と風景の映像で、バーミヤン遺跡の東大仏頭上に立った感覚を味わう来場者=松江市袖師町、島根県立美術館
 今はなきアフガニスタンの遺産が目の前に-。島根県立美術館(松江市袖師町)で開催中の「東京芸術大学クローン文化財展 甦(よみがえ)る世界の文化財~法隆寺からバーミヤンへの旅」で、注目を集めているのが「バーミヤン東大仏天井壁画」だ。オリジナルを忠実に復元するとともに現地の風景映像を流した展示で、失われた壁画の価値や平和の大切さを訴える。

 天井壁画は、6世紀に岩壁をくりぬいて造られた高さ38メートルの大仏立像(東大仏)の頭上の壁面に描かれていた。悲劇が起きたのは2001年。当時のタリバン政権が偶像崇拝を禁じるイスラムの教えに反するとして仏像を爆破し、壁画も永久に失われた。

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2018年7月23日 無断転載禁止