震災復興 思い込め 大田・波根海岸 キャンドル4200本点灯

ろうそくの明かりでほのかに照らされた波根海岸
 大田市波根町の波根海岸を4200本のろうそくで照らす「キャンドルナイト」が21日夜、開かれた。4月の地震からの復興・復旧への思いも込めた炎がつくりだす幻想的な光景に、訪れた家族連れらがじっくりと見入り、カメラやスマートフォンで写真や映像に収めた。

 地元の旅館組合、自治会連合会、社会福祉協議会などでつくる実行委員会が地域活性化と景観・環境保全の大切さを訴えようと毎年主催し、8回目。

 4月9日未明に大田市を襲った最大震度5強の地震で波根町も甚大な被害を受けたことから、今回は復興・復旧もテーマに据えた。

 午後7時20分、実行委のメンバーと来場者が一斉に、砂浜や護岸の階段に設けたろうそくに火をともすと、「がんばろう・はね」という文字や、市のマスコットキャラクター「らとちゃん」の図柄などがほのかに浮かび上がった。

 海岸に設けた特設ステージでは、よさこい踊りや神楽の披露もあり、会場を盛り上げたほか、山陰中央新報社の移動編集車「サンちゃん号」も駆け付け、記念号外を発行した。

 実行委の渡辺福夫委員長(67)は「大勢の方に協力いただき、ありがたい。ろうそくの火のように『頑張ろう』という気持ちに皆がなればいい」と期待した。

2018年7月23日 無断転載禁止