大田高 2年ぶり「写真甲子園」へ 大舞台 気負いなく臨む

これまでに撮った写真を見直しながら、全国大会での構想を練る大田高校写真部の部員たち
 大田高校(島根県大田市大田町)写真部が、31日開幕の第25回全国高校写真選手権大会(写真甲子園)へ、2年ぶりに出場する。先輩たちが2年前に成し遂げた大会優勝の快挙を間近で見ていた当時1年の3年生部員が現在の主力。昨年は出場を逃した全国での大舞台に向けて「楽しんで来よう」と気負いなく、撮影に臨もうと心に決めている。

 写真甲子園は、応募した全国513校のうち、地方ブロックの審査会を勝ち抜いた19校が本戦に出場する。北海道東川町をはじめ大雪山国立公園一帯を舞台に3日間、3人一組で、日替わりのテーマに沿った組み写真を提出する。

 大田高は2016年の第23回大会に当時3年生の部員が初出場し、中国勢として初の日本一に輝いた。

 2年連続出場を狙った昨年は中国ブロックの審査会を通過できず、部長の恒松杏さん(18)は「悔しかった」と振り返る。

 それから1年。「去年よりはプレッシャーを感じずに臨めた」というブロック審査会を見事に突破した。

 本戦は与えられたテーマに沿ってその日のうちに撮影し、作品を選定する必要があり、迅速、的確な判断が求められる。兵庫県で合宿を行って団結力を高めたが、高野陽香莉さん(17)は「本番は、合宿とはまったく違う雰囲気になると思う。今から緊張感がある」と率直に述べる。

 それでもようやく手にした全国切符。出場決定後、2年前に優勝した先輩から会員制交流サイト(SNS)を通じ祝福のメッセージをもらったという柿田真実さん(18)は「真剣に頑張りつつ、大会を楽しむ気持ちも常に持っていたい」と自然体を心掛けながら、大会を心待ちにする。

2018年7月24日 無断転載禁止