5校「神楽甲子園」へ 広島で28、29両日 浜田商トリ務める

大舞台に向け、練習を重ねる浜田商業高校郷土芸能部の生徒たち
 部活動や同好会で、石見神楽に取り組む県西部の高校5校が、28、29の両日に広島県安芸高田市である「第8回高校生の神楽甲子園」に出場する。全国各地に伝わる神楽の保存・継承に取り組む高校生たちの前で、得意演目を披露し、時代と共に進化を続ける石見の舞の魅力を伝える。

 島根県内から出場するのは江津(江津市)、矢上(邑南町)、邇摩(大田市)、浜田養護、浜田商(ともに浜田市)の5校で、開催地の広島県と並び最多の出場校となる。演目は江津が「岩戸」、矢上は「熊襲(くまそ)」、邇摩が「天神」、浜田養護学校は「大蛇」、浜田商が「塵輪」をそれぞれ披露する。

 このうち、第1回から出場を続ける浜田商業の郷土芸能部は、今大会が3年生にとって最後の大舞台。2神2鬼の激しい立ち合いが魅力の代表的演目で、大会のトリを務める。夏休みに入ってからも毎日練習を重ね、所作や動き出しのタイミング確認に余念がない。

 副部長で、2年連続で小太鼓を務める渡津未来さん(17)は「はやしと舞手でしっかりと呼吸を合わせ、石見神楽の素晴らしさを感じてもらえる舞台にしたい」と意気込んだ。

 大会は、神楽を通じた地域活性化を進める安芸高田市のほか、参加校などでつくる実行委員会が主催。県内から出場する5校には、JAしまねとJA共済連島根から、それぞれ神楽伝承活動支援金として30万円が贈られた。

2018年7月26日 無断転載禁止