自炊や座禅 心身鍛える 吉賀・柿木小児童が寺子屋修行

座禅を体験する児童たち
 寺での集団生活を通して規律や感謝、奉仕の心を学ぶ寺子屋修行が26日、吉賀町柿木村柿木の報国寺で始まった。地元の柿木小学校4~6年の児童15人が2泊3日の日程で、自炊や掃除、座禅などを体験し、心身を鍛える。

 初日は入門式があり、山崎浄徳住職(38)が、慈悲や敬愛といった仏教における戒律について説明し、児童全員が仏様の弟子の証しである白衣と袈裟(けさ)を授かった。その後、児童たちは10分間の座禅に挑戦。「へその下で手を組む」「1メートル先の床を見つめる」といった指導に従い、姿勢を正して心静かに無念無想の境地を体感した。

 5年の斎藤琉晟君(10)は「心が緩み、木の棒でたたかれないか緊張したけど、後半は集中できた」と話した。児童たちは、2日目は寺の掃除や滝修行、3日目は寺での勉強や柿木公民館でのそうめん流しなどに取り組む。

 寺子屋修行は、同公民館や婦人会、地域住民らが2014年に開始。翌年からは、自治会やPTAなど地元の各種団体でつくるサクラマス柿木地区実行委員会と同寺が毎年企画している。

2018年7月27日 無断転載禁止