松江東高 2度目の「書道パフォーマンス甲子園」へ

躍動感のあるダンスを披露しながら書を仕上げる部員たち
 松江東高校(松江市西川津町)書道部が、音楽に合わせて演技しながら特大の紙に書の美しさを表現する「書道パフォーマンス甲子園」の中国ブロック予選を突破し、2年ぶり2度目の全国大会出場を決めた。「家族愛」をテーマにした作品で勝負する。部員たちは「親の愛情を紙いっぱいに表現し、最高のパフォーマンスを届ける」と29日の本番に向け一心不乱に筆を振り上げる。

 書道パフォーマンス甲子園はダンスや音楽を交え、12人が縦4メートル、横6メートルの紙に制限時間6分で作品を書き上げる。紙面構成や美しさ、独創性などが評価される。

 松江東は2014年から挑戦し、島根をテーマにした作品で16年に県勢初の全国大会に出場。5~6月に映像や書類による地区予選があり、中国ブロック16校中2位で本戦出場(3位以内)を決めた。山陰両県では松江東のみ出場する。

 1月から部員20人で話し合いを重ね、支えてくれる家族に、日頃は伝えられない素直な気持ちを表現しようと家族愛をテーマにした。中央に「愛燦々(さんさん)」と書いた文字の周囲に、月と太陽の絵を配置し、家族が愛情を注ぐ様子を表現。跳びはねたり、鈴を鳴らしたりして家族愛の力強さを表す。本番が迫り、練習では振り付けの微調整や動線の確認に追われている。

 2年前は初出場で審査員特別賞を獲得した。3年の三好亜美部長(18)は「一から創り上げた作品で、全国で勝負できることに感激している。松江東らしい演技で会場を沸かせる」と意欲を燃やした。

 書道パフォーマンス甲子園は、紙産業が盛んな愛媛県四国中央市などでつくる実行委員会が開催。11回目の今回は、同市で予選突破した20校が出場する。

2018年7月27日 無断転載禁止