被爆路面電車で広島の記憶巡る 原爆資料館ガイドが解説

 被爆時の様子や復興の歩みを解説する木下りつ子さん(右端)=28日午前、広島市

 原爆で被災しながら、73年後の今も現役で走り続ける広島電鉄の路面電車に乗って、被爆時の様子や復興の歩みを学ぶ催しが28日、広島市内で開かれた。

 親子ら約20人が参加。広島原爆資料館のピースボランティア、木下りつ子さん(62)=同市南区=が沿線にある原爆ドームや、被爆しながら枯れずに生き残った樹木について解説した。

 平和大通りでは、防火帯をつくるため建物を取り壊す作業に従事していた多くの子どもたちが原爆で亡くなったと説明し「死んでいった子どもたち一人一人に対し、家族の悲しみがあった」と参加者に訴えかけた。

共同通信社 2018年7月28日 無断転載禁止