「瑞風」乗車し石見訪れて PR映像作り公開へ

「益田餅つき音頭」の様子を撮影するJR西日本浜田鉄道部のスタッフ(右端)
 JR西日本浜田鉄道部(島根県浜田市浅井町)が、豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」が運行する県西部の魅力を紹介し、乗車を呼び掛ける独自のPR映像を制作している。瑞風を歓迎する活動を行っている団体の活動や観光地の見どころを収録。益田市ではこのほど、同市駅前町の益田駅ホームで「益田餅つき音頭」を撮影した。早ければ8月中旬にも浜田駅(同)改札口のPRモニターで流す。

 県西部では瑞風の乗客が乗降する駅はなく、同鉄道部が映像を通して歓迎やPRをして、乗車につなげようと企画した。映像は2部構成で、全体では25分程度。1部は同鉄道部による乗客の安全確保に向けた業務を10分ほど紹介し、2部が「おもてなし動画」。大田市以西の約30の企業・団体などに声を掛け、6月中旬から鉄道部スタッフ7人が撮影し、編集している。

 乗務員交代のため約3分間停車する益田駅では、昨年6月以降、瑞風の到着に合わせてホームで乗客らに餅つき音頭を披露している益田餅つき音頭保存会(大畑幸三会長、10人)に出演協力を要請し、快諾を得た。

 収録は駅ホームで行い、同鉄道部スタッフの池淵勇斗さん(25)が撮影。保存会のメンバー7人がきねを手に伝統の踊りを披露し、餅をつき上げ、最後に「オール石見」という決めぜりふに合わせてポーズを取った。大畑会長(75)は「益田も、おもてなしに取り組んでいるところを示したい」と汗をぬぐった。

 他に、水族館アクアス(浜田、江津両市)や石見銀山世界遺産センター(大田市)などでも収録している。

2018年7月31日 無断転載禁止