京都・三十三間堂で配置換え 80年ぶり、国宝の風神・雷神像

 三十三間堂の千手観音坐像の周りで配置換えされた二十八部衆像=31日午前、京都市

 京都市東山区の三十三間堂で、ともに国宝の風神・雷神像と二十八部衆像の配置換えがあり、31日に報道陣に公開された。約80年ぶりという。

 三十三間堂では、中央の千手観音坐像の周りに二十八部衆像のうち4体が、1001体の千手観音立像の前に、他の二十八部衆像と風神・雷神像が並んでいる。

 これまで、修理に伴い1934年ごろに変更した配置が続いてきた。今回、鎌倉時代の版画やこれまでの学術研究に基づき、拝観者から見て左端にあった風神像、右端にあった雷神像を入れ替えたほか、千手観音坐像の周囲の毘沙門天を梵天に換えるなど、創建当時に近づけた。

共同通信社 2018年7月31日 無断転載禁止