島根の教育現場エアコン設置ばらつき 小中全て整備4市町村のみ

エアコンを設置していない教室の温度計。目盛りは午前11時の時点で34度を指していた=30日、松江市八幡町、市立竹矢小学校
 島根県内の公立小中学校で、エアコンの設置にばらつきが出ている。小中全ての普通教室に整備したのは4市町村で、県西部と隠岐の6市町は小中とも設置率が10%未満となっている。近年35度以上の猛暑日になる日が増え、愛知県では校外学習から教室に戻った男子児童が熱射病で死亡する事故も起きており、児童生徒の安全安心に加え、教育環境の公平性の観点から対策が急務になっている。

 県教育委員会の独自調査で2018年4月現在の県内全体の設置率は、小学校26.6%、中学校39.3%。安来市、川本町、西ノ島町、知夫村で整備を終えた。安来市は14年度から4年計画で、業務用に比べて設置費が3分の1~5分の1程度の家庭用機器を小中全22校で導入。冷気を拡散する扇風機も各教室に2台置き、事業費1億900万円は独自財源からねん出した。県教委によると、学校数が少ない自治体では費用が安く済むため、設置が進む傾向にあるという。

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2018年7月31日 無断転載禁止