京大iPS治験が本格始動 パーキンソン病、世界初

 iPS細胞を使ったパーキンソン病の治験の対象患者となるかをチェックする書類

 人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から神経細胞を作り、パーキンソン病患者の脳内へ移植する京都大チームの治験が1日、本格始動した。

 パーキンソン病でのiPS細胞を利用した治験は世界初。現場の医師が主体となり安全性や有効性を検証する医師主導治験として進め、保険適用を目指す。年内に1例目の移植を計画しており、新たな再生医療として実用化するのか注目される。

 パーキンソン病は脳内で神経伝達物質ドーパミンを出す神経細胞が減り、体のこわばりや手足の震えが起こる難病で、根本的な治療法はない。

 治験は京大病院が京大iPS細胞研究所と連携して実施。

共同通信社 2018年8月1日 無断転載禁止