夏の早朝 児童と触れ合い お年寄り ラジオ体操 松江

一緒にラジオ体操をしてふれ合う児童と地域住民
 松江市西川津町市成(いちなり)地区で、小学生を対象にした早朝のラジオ体操に地域のお年寄りが参加した。少しでも多くの人とふれ合い、高齢者の見守りに役立てようと高齢者クラブが子ども会に依頼して実現した。毎日50人以上が参加し、お年寄りと子どもたちが体操で交流を深め、地域で絆を育む大切さを再認識した。

 3月末の西川津町の人口は9138人、高齢化率は22.8%。市成地区は高齢者見守りの態勢が整っておらず、高齢者クラブ・市成寿会の久保田幸悦会長(80)=松江市西川津町=が「見守りの輪を広げるため、前段として子どもたちとラジオ体操をしてお互いを知りたい」と5月、市成子ども会の小玉和枝会長(33)=同=に打診。町内会の斎藤正樹会長(72)=同=も賛同し、広く参加を呼び掛けた。

 7月23日から5日間、みしまや楽山店(松江市西川津町)の駐車場に集まり、小学生20人と高齢者ら30人以上が連日参加した。日を重ねるごとに打ち解け、一体感が生まれたという。市立川津小学校6年の梶野光君(11)は「お年寄りの皆さんを身近に感じた。道ばたで会ったときはあいさつしたい」と話した。

 来年も継続して行う考えで、久保田さんは「お互いに顔を知るだけでなく、いざというときに安否確認できるセーフティーネットを構築する点で有意義な取り組みだった」と振り返り、斎藤さんは「子どもたちと交流を深めるきっかけになれば」と述べた。

2018年8月2日 無断転載禁止