うま味や成分 科学的に分析 優れた大田の食材 冊子に

大田市の食の魅力を伝える冊子「おおだ逸品発掘」
 大田市が、市内の優れた食材をレシピと併せて紹介する無料の冊子「おおだ逸品発掘」を制作した。シャモやソバなど食材12品のうま味や成分などを官民の検査・研究機関の協力で科学的に分析し、管理栄養士が特長を踏まえて開発した多彩なレシピを掲載。大田の新たな食の魅力を発信している。

 取り上げた食材は他に、アナゴやシイタケ、ワサビ、サツマイモなど。県産業技術センター(松江市)とエフイーエーシー(出雲市)、味香り戦略研究所(東京都)の分析協力で、こくやうま味、まろやかさなどの優劣を示す数値が、他県産の同じ食材と比べて高いことを実証した。

 レシピは、各食材の長所を生かして管理栄養士が考案した。シャモは、優れたうま味に着目したむね肉のロースト、アナゴは、厚みや歯ごたえを味わえるチリソースあえ、ソバは、深みのある味わいがあるそばを油揚げで包んだ「そば稲荷(いなり)」など趣向を凝らした。

 それぞれの食材の生産者も写真付きで紹介し、作り手の思いやこだわりを伝えている。

 また、市が推進する観光形態「ヘルスツーリズム」の体験プログラムも掲載し、健康増進やリフレッシュに適した土地柄としてアピールしている。

 A4判オールカラーで56ページ。5千部作製し、県内外の集客施設などに置いている。

2018年8月3日 無断転載禁止