王氏「野球の魅力知って」 松江で世界少年大会開幕 

開会式で宣誓した選手と握手する王貞治理事長=松江市鹿島町佐陀本郷、鹿島総合体育館
 野球の全世界への普及・発展と子どもたちの親善を目的にした「第28回世界少年野球大会」松江大会が3日、松江市で開幕した。主催する世界少年野球推進財団の王貞治理事長(78)が来県し、始球式で一本足打法を披露したほか、世界の子どもたちが教室や交流試合で友情を深め、競技の魅力を再認識した。8日まで。

 大会は日米のホームラン王の王貞治、ハンク・アーロン両氏が提唱し、1990年から毎年夏に国内外で開催している。松江開催は初めてで、米国やチェコ、ウクライナ、タンザニア、日本など14カ国・地域の10~11歳約90人が参加。社会教育施設で共同生活しながら野球教室、交流試合などを行う。

 この日は松江市内の体育館で265人が参加して開会式があり、溝口善兵衛島根県知事が「野球を楽しみながら友情を育み、島根の自然、文化、歴史に触れてほしい」とあいさつ。小学6年の関戸陽琉君(11)=東京都江東区=とヤズ・アーブリーさん(11)=米国=、マティ・ホロビク君(10)=チェコ=が選手宣誓した。関戸君は「外国の選手とふれ合える貴重な機会なので、仲間をつくりたい」と誓った。

 続いて松江市営野球場で始球式があり、王理事長が代名詞である一本足打法を披露した。王理事長は「松江は景観、環境ともに素晴らしい。大会を通じ、子どもたちに野球は面白いと知ってもらいたい」とした。

  (重田耕壮)

2018年8月4日 無断転載禁止