被災地・三瓶に 癒やしと涼 温泉街に彩る風鈴

被災した三瓶温泉街を涼やかに彩る風鈴=大田市三瓶町
 島根県大田市三瓶町志学の三瓶温泉街で、軒先を風鈴で彩る恒例イベント「ふうりんおんせん」が開かれている。4月の最大震度5強の地震で被災した町並みで、風に合わせて透明感のある音が鳴り響き、地域に癒やしと涼を呼び込んでいる。

 地元の住民有志でつくる「たまりば」がにぎわい創出を目的に企画。花火やヒマワリ、スイカなど夏らしい絵柄を描いた約400個の風鈴を取り付けた。今後は、公衆浴場の利用者や来訪客らに絵付けや設置への協力を促すなどして、8月末までの期間中に千個を目標に増やす。

 また、災害からの復旧・復興を願って11日に三瓶山西の原一帯を主会場に開かれる野外イベントでも来場者に風鈴を配り、メッセージを寄せてもらい、温泉街に飾り付ける。「たまりば」の三谷和弘世話人は「風鈴を通して地域を元気づけていきたい」と話した。

2018年8月4日 無断転載禁止