夏の甲子園・益田東の応援団 健闘に惜しみない拍手 後輩たちに夢託す

7回表に逆転し、一気に盛り上がる益田東の応援団
 益田東の生徒や保護者、OBで埋まった一塁側アルプススタンドからは、健闘した選手らに「よくやった」と惜しみない拍手が送られた。

 一塁側スタンドには益田市内からバス9台で駆けつけた約400人の生徒と野球部OBらに、関西地方の保護者らが加わり、大応援団が結成された。吹奏楽部3年の林志保部長(17)は「応援の気持ちを音にして届けたい。きっと勝ってくれる」と気合を入れて仲間と演奏した。

 三回、2番首藤舜己選手が適時打で先制を決めると、母の君江さん(47)=兵庫県西宮市=は「よく打ってくれた。感動した」と目頭を押さえた。

 逆転を許して迎えた七回、5番佐野真太郎選手が逆転打を放った。父の林太郎さん(52)=大阪市=は「ドキドキしながら見ていた。打ってくれてホッとした」と胸をなで下ろした。

 最終回、誰もが逆転を信じて緑のメガホンを打ち鳴らし、懸命に応援を続けたが、及ばず敗戦。スタンド前に駆け寄り、涙を流しながら礼をする選手たちに「ありがとう」と感謝の言葉が送られた。

 野球部OB会長の林久さん(52)=益田市高津4丁目=は「初戦突破には届かなかったが、選手たちはよく戦ってくれた。夢はまた次の後輩たちに託す」と敢闘をたたえた。

2018年8月8日 無断転載禁止