きらめく星 流星を見よう

三瓶山とペルセウス座流星群の流星=2016年8月13日、大田市の三瓶山北の原で撮影(さつえい)
100キロ上空に毎晩現れる

夜空を駆(か)ける流星(りゅうせい)を見たいという人は多いことでしょう。

 流れ星とも呼(よ)ばれる流星は「星」と名前が付いていますが、その正体は宇宙(うちゅう)から地球の大気に飛び込んできた小さなちりです。そして、光る場所は星(せい)座(ざ)の星と比(くら)べればうんと近い、地面から約100キロ上空なのです。

 ちりはいつも宇宙から降(ふ)り注いでいるので、流星は毎(まい)晩(ばん)現(あらわ)れています。ただし、見るためには、好ましい条件(じょうけん)があります。それは暗い夜空の下で見ることです。街(まち)明かりがあると流星はよく見えません。また、月明かりも流星を見にくくするので、月の出ていない時間を選びます。つまり、星がたくさん見える状況(じょうきょう)なら、流星も見やすいのです。そんな空を1時間も見続ければ、たいていは流星に出会えます。

 もっとたくさんの流星が見たいのなら、流星群(ぐん)を観察することをおすすめします。流星群とは、地球が宇宙空間のちりの多く集まった部分に入り、まとまった数の流星が現れることをいいます。流星群は毎年決まった時期に巡(めぐ)ってきます。夏休みでしたら8月12日から13日にかけての夜に、ペルセウス座という星座から広がるように流れるペルセウス座流星群があります。

 今年は一(ひと)晩中(ばんじゅう)、月が出ないので好条件です。最も多く流星が現れるのは、真夜中から夜明け前までの時間帯で、1時間に40個(こ)以上見られそうですが、それより前の時間でも、また、前後の日でもある程(てい)度(ど)の数が見られるはずです。

 実(じっ)際(さい)にどれぐらい見えるのか、流星を数えてみてください。時間を区切って数えれば、流星の現れ方が変化する様子もわかりますよ。夜なので、大人と一緒(いっしょ)に見てください。シートなどの上に寝(ね)転(ころ)がると楽に観察できます。

◆島根県立三瓶(さんべ)自然館サヒメル天文事業室長・竹内幹蔵(みきまさ)

2018年8月8日 無断転載禁止

こども新聞