実践教員らが方法話し合う 大田で夏季セミナー

新聞を教育に生かす方法について意見交換する参加者たち
 NIE(教育に新聞を)に取り組む教員でつくる県NIE研究会が7、8の両日、大田市山口町の国立三瓶青少年交流の家で夏季セミナー「新聞の魅力再発見!」を開いた。県内の小中高校の教員、新聞記者ら15人が参加。ワークショップや意見交換を通し、より魅力的な実践法を探った。

 ワークショップでは山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当(44)が、学校で行っている新聞教室を実演。クイズや手軽に読むこつなど、新聞を読む習慣がない子どもにアプローチする方法を紹介した。

 意見交換では、「昇降口など子どもの動線上に新聞を置くと自然に触れるようになる」と、身近に新聞がある環境づくりの重要性や、「生徒に読めと言っている教員が、実はあまり読んでいない」と、教員自身が新聞を手に取る必要性などの課題を話し合った。

 初めて参加した益田市立真砂中学校の宮内直美教諭(48)は「まず大人が新聞の良さ、扱い方を知ることが大事だと思った」と話した。

 7月に盛岡市であったNIE全国大会の報告、立命館大産業社会学部の柳沢伸司教授による講演「学習材としての新聞の『危うさ』と『面白さ』」もあった。

2018年8月9日 無断転載禁止

こども新聞