邑南・旧宇都井駅で「オープンステーション」 そうめん流しも

旧宇都井駅の階段に、そうめん流しで使う竹の一部を作業見本として設置する地元住民たち
 旧JR三江線の宇都井駅(島根県邑南町宇都井)で11~14日、廃線後は立ち入り禁止が続いていた駅舎内に入れる企画「オープンステーション」が開かれる。来年1月末まで駅舎の管理業務を請け負ったNPO法人・江の川鉄道(同)が発案。同NPOのメンバーを除く一般の人が入れる少ない機会で、116段の階段を活用した、そうめん流しも楽しめる。

 同駅はホームが地上20メートルにあり、「天空の駅」と呼ばれ、眺めの良さなどから親しまれていたが、廃線後は安全面の問題などで立ち入り禁止となっていた。管理する同NPOの会員の他は立ち入ることができない決まりだが、入会金と保険料として計100円を支払う「一日会員」の制度を考案。一般住民にも門戸を開き、7月中旬には地元住民が駅清掃で初めて入った。

 今回も一日会員を募り、11日から4日間は午後1時半から同3時まで自由に立ち入れる。さらに、駅舎内でのそうめん流しを企画。同様に一日会員になってもらい、11日午前9時から、階段に長さ約50メートルのそうめん流し用の竹を手作りで設置し、味わう。定員20人で参加費は中学生以上2千円、小学生500円(いずれも一日会員料含む)。

 12~14日は午前10時40分から午後1時まで、箸とおわんを竹で作り、そうめん流しを楽しむ。各日定員20人、参加費は中学生以上1500円、小学生500円(同)。

 9日は同NPOメンバーら3人が、11日の作業の見本となる竹を階段に取り付けた。吉田悠生さん(25)は「ホームからの景色とそうめんを楽しんでほしい」と呼び掛けた。

 問い合わせと申し込みは同NPO、メールアドレスgonokawa20180515@gmail.com。

2018年8月9日 無断転載禁止