平和願い折り鶴再生活動 30人 糸やテープを除去 江津

折り鶴からホチキスの針などを分別する作業に取り組む参加者
 子どもたちに核兵器のない平和な社会の大切さを知ってもらおうと、広島市中区の平和記念公園内にある「原爆の子の像」に寄贈された折り鶴を再生する活動が8日、江津市都野津町の都野津地域コミュニティ交流センターであった。参加者約30人が、世界中から寄せられた折り鶴に込められた平和の願いをかみしめながら、ノートなどにリサイクルするための分別作業を行った。

 原爆の子の像には、国内外から年間約1千万羽、重量にして10トン超の折り鶴が寄贈される。広島市では折り鶴に託された平和への願いを多くの市民と共有し、尊い思いを昇華させるさまざまな活動を展開。趣旨に賛同した生協しまね浜田支所・江津くらしづくり委員会が、地元の小学生や高校生らに呼び掛けて企画した。

 参加者は広島市から譲り受けた20キロ分の折り鶴から、ノートやカレンダーに再生する際に不要となるホチキスの針やセロハンテープ、糸やひもなどを取り除いて分別した。江津くらしづくり委員会の野上弘美リーダーは「作業をしながら、二度と核兵器を使ってはならないという意識を共有することができた」と話した。

2018年8月10日 無断転載禁止