松江歴史館にお化け屋敷 来館者にスリルを

お化け屋敷のオープンに向け、お札を貼る担当者
 松江歴史館(松江市殿町)に11日、お化け屋敷が期間限定でお目見えする。女性職員が中心となり、壁に貼り付けるお札や人形を手作りした。松江ゆかりの文豪・小泉八雲(1850~1904年)の怪談を基にした仕掛けを盛り込み、来館者にスリルを味わってもらう。15日まで。

 同館が八雲の怪談の世界を楽しんでもらおうと夏休みに合わせて企画。隣接する松江藩家老朝日家の復元長屋を活用する。

 女性職員8人がアイデアを出し合った。室内に紫や白色の着物を並べ、段ボールや綿で「耳なし芳一」の人形を作成。お札を模した紙に「ろくろ首」や「かきつばた」といった八雲の怪談を書き込んで、スプレーや色鉛筆で着色して貼り、恐怖をかき立てる雰囲気を醸し出した。

 幽霊になっても子どもを育てようとした若い母親を描いた「あめを買う女」の話を基に、来場者に墓に眠る子どもの横にあめに似せたビー玉を供えてもらう仕掛けも設けた。

 10日は職員がお札の貼り付けなどを行った。イベントを企画した小梶由絵さん(38)は「怪談の世界を通じて涼しさを感じてほしい」と来場を呼び掛けた。

 料金は小学生以上100円。乳幼児は無料。時間は午前11時~午後4時。問い合わせは松江歴史館、電話0852(32)1607。

2018年8月10日 無断転載禁止