「記憶風化させぬ」戦争記録集収集へ 島根県内の郷土史研究者ら

 島根県内の郷土史研究者ら6人が、県内の戦争や銃後体験記録集を収集し、データベース化する事業に乗り出す。これまで県内の戦争記録は個人や地区の公民館などが独自に行い、体系化できていなかった。関係者は「体験者の高齢化が進む中で記録集を有効活用し、後世に正しく伝えたい」と2020年の運用開始に向けて準備を進める。

 島根大法文学部の板垣貴志准教授(39)=庶民生活史=の研究室に所属する被爆3世の学生が、県内の戦災記録について調べた際、県全体の被害を網羅した資料がないのに気付いたのがきっかけとなった。県内で空襲があった事実を知らない大学生も多く「記憶を風化させてはいけない」と、板垣准教授が他の研究者らに持ち掛けて5人が賛同した。

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2018年8月11日 無断転載禁止