女子ログ 小さなお客さん

 6月から時折、三井野原にある道の駅でイラストの販売をさせてもらっている。入り口のスペースを借りて、自分の作ったイラストのポストカードやシール、プラバンアクセサリーなどを並べている。道の駅は県内外からお客さまが来られるので多くの方に見てもらえ、購入もしてもらえるから次の創作への励みになっている。

 ある日曜日、小学生の女の子たちが声を掛けてくれた。団体でトロッコ列車に乗って遊びに来たようだ。作品を見るなり、「かわいい!」と褒めてくれた。特にアクセサリーを気に入ったようでキラキラした目で見ていた。

 しばらくして、「あのー雨でぬれちゃったけど大丈夫ですか?」と少ししわになったお札を握ってまたやってきてくれた。「大丈夫だよ」と言うとうれしそうに、そのお金でイヤリングを買ってくれた。自分が子どもの頃もアクサセリーやかわいいものを買うときはうれしくてわくわくしたよな、と思い出した。

 そして、自分がかわいい!と思ったものを単純にかわいいと声に出せるその子たちがうらやましくもあった。大人になるにつれ、自分で感じることよりも頭で考えることが多くなったように思えたからだ。

 「髪留めやヘアゴムも作ってみてはどうですか?」とアドバイスまでもらい、子どもたちから教えてもらうことばかりだなと感じた出来事だった。

 (島根県奥出雲町・バタフライ)

2018年8月11日 無断転載禁止