万灯会 迎え火 ゆらり 松江・月照寺

灯籠の光に照らされた境内を歩く観光客=13日夜、松江市外中原町、月照寺
 盆入りの13日夜、松江藩松平家の菩提(ぼだい)寺・月照寺(松江市外中原町)で、500基の灯籠に火をともす「万灯会(まんとうえ)」の迎え火が行われた。幻想的な光が境内を彩り、観光客が厳かな雰囲気を堪能した。

 没後200年を迎えた7代藩主・松平治郷(はるさと)(号・不昧(ふまい))ら歴代藩主9人の墓石を「コの字形」に囲むように建つ灯籠に、同寺の職員が火をともした。夕闇に包まれると、灯籠や葵(あおい)御紋が描かれたちょうちんにオレンジ色の炎が浮かび上がった。

 旅行で訪れた北九州市小倉北区の日本語教師、安東宣子さん(37)は「見渡す限りに明かりが並び、神秘的な雰囲気だった」と話した。

 15日の送り火では、灯籠のほか、境内を囲む参道にろうそくを並べて明かりをともす。

2018年8月14日 無断転載禁止