東海総体 剣道男子個人 八頭堂々の準優勝 山陰両県勢過去最高

【剣道男子個人決勝】集中して攻めをしのぐ八頭の加藤竜成(右)=三重県営サンアリーナ
 全国高校総体(インターハイ)「彩る感動 東海総体」第12日は12日、5競技・種目があり、剣道男子個人で加藤竜成(八頭)が山陰両県勢として過去最高となる準優勝を果たした。

 新体操女子団体は鳥取西が15位、開星が33位だった。柔道女子個人78キロ級は上野紗依(明誠)が3回戦で敗れた。

長身生かし勝ち進む

 山陰の高校剣道史に新たな一ページを加えた。剣道男子個人で3年の加藤竜成(八頭)が山陰両県勢で過去最高の準優勝。じっくりと間合いを取り、集中して1本を狙うスタイルが花開き、大会を通じて成長した。「うれしさを飛び越してびっくりしている」と驚く最高の夏となった。

 松江二中時代は全国大会出場経験がなく、高校でもインターハイ個人戦出場は初めて。「仕掛けられても徹底的に我慢してしのぎ、自分の剣道を貫いた」(二子石晶監督)という粘り強さと、183センチの長身を生かした面で勝ち進み、自信をつけていった。

 この日の準々決勝も面を2本奪い、準決勝も延長で面を決めた。実力者・大平翔士(佐野日大)との決勝は、互いに一瞬の隙を狙う緊迫した展開。加藤は飛び込んで面を打ち込むが、審判の旗は上がらない。4分で勝負が決まらず、延長に突入した。

 開始直後、「集中していたが、一瞬気が抜けたところを狙われた」とつばぜり合いから引き面を取られ、快進撃は終わった。

 敗れはしたが「ベスト8を狙っていたので予想以上の結果だった」と充実した表情を浮かべた。「鳥取からでも全国で上位にいけることを示してくれた」と二子石監督。ノーマークから手にした銀メダルは、山陰両県で剣道に励む子どもたちに夢と勇気を与えるはずだ。

2018年8月14日 無断転載禁止