環境省、放射性物質の汚染土紛失 11年に宅配後保管

 環境省が入る中央合同庁舎第5号館=東京都千代田区霞が関

 環境省は14日、東京電力福島第1原発事故後の2011年11月に宅配便で送付され、省内で保管中の放射性物質で汚染された土約8キロなどを紛失したと発表した。誤廃棄した可能性が高いという。現状の放射性物質の濃度は、推計で1キログラム当たり2千ベクレル程度と比較的低く、健康への影響は考えにくいとしている。

 中川雅治環境相は「誠に遺憾だ。信頼を損ないおわびする。再発防止策の検討を行う」とのコメントを出した。

 環境省によると、11年11月8日、小さな段ボール箱が届いた。品名の記載はなく、差出人は福島市在住で、開封すると、袋に土が入っていた。

共同通信社 2018年8月14日 無断転載禁止