閣僚の靖国参拝、2年連続でゼロ 関係改善へ中韓に配慮、終戦の日

 終戦の日を迎えた15日、第4次安倍内閣の閣僚は東京・九段北の靖国神社への参拝を昨年に続き2年連続で見送った。安倍晋三首相も参拝せず、自民党総裁として私費で玉串料を奉納した。政権として、中国や韓国に配慮し、関係改善の流れを加速させたいとの意向が働いたとみられる。

 8月15日の閣僚の参拝は第2次安倍政権発足以降、2013年から4年続き、昨年初めてゼロとなった。

 今年は、日中平和友好条約調印40周年の節目。首相は9月の自民党総裁選で連続3選を図り、10月の訪中を目指す。北朝鮮による拉致・核・ミサイル問題の解決で、韓国との緊密連携も欠かせないことが背景にある。

共同通信社 2018年8月15日 無断転載禁止