ダンゴムシレース 夏の人気イベント 米子水鳥公園

50センチのコースを駆け抜けるダンゴムシ
 米子水鳥公園(鳥取県米子市彦名新田)には、子どもたちの根強い人気を持つ夏の催しがある。開催期間中、延べ350人前後が参加するダンゴムシレース大会。一時中断を挟みながらも10年以上続く催しとなった。同公園の担当者は「ダンゴムシの特性を通じて、生き物に触れてほしい」と話している。26日まで。

 レースは、夏休み自由研究のために、ダンゴムシの習性をアドバイスしたことをきっかけに始まった。子どもにとって身近な生き物で、刺激を受けると丸くなるという観察対象としてもユニークなことから、2007年に迷路を抜けるタイムレースを初企画した。

 10、12年に大型企画展開催で2回、取りやめたが、参加経験のある子どもたちから「今年はないのか」と問い合わせが相次ぎ再開。14年からは長さ50センチの直線コースで行っている。

 ルールは、1人1匹、園内でダンゴムシを捕まえ、専用コースを走らせ、タイムを計測する。レースが終われば元の場所に返す。参加者は、ダンゴムシのイラストが入ったストラップなどがもらえ、週間トップ3には、名前やタイムが入った缶バッジが贈られる。

 会場となる園内のネイチャーセンターには、「ダンゴムシ界のウサイン・ボルトは?」などとあおり文句と一緒に特徴や生息場所などを掲示する。レースに参加しながら習性などを学ぶことができる。

 50センチレースとなって最速タイムは15年の8秒61。米田洋平指導員補助(41)は「年齢問わず楽しんでもらえる企画で、身近な生き物に触れ合えるきっかけにもなる」と話し、多くの挑戦者の参加を心待ちにする。

 レースの参加は無料。休園日は火曜日。

2018年8月16日 無断転載禁止