松江城北地区が外国人観光客誘致

外国人観光客を受け入れる計画について話し合うメンバーたち
 松江市城北地区の住民有志ら15人でつくる「城北地区インバウンドを進める会」が、外国人観光客の誘致による町づくりを目指している。空き家を改修して活動拠点とし、松江を訪れる外国人に古い町並みを紹介したり、着物や茶道などの日本文化を体験したりしてもらうコースを用意し、今秋からの受け入れを目指す。メンバーは活動を通じて地域の魅力を再発見し、外国人観光客と住民との新たな交流が生まれるよう願っている。

 市観光文化課によると、2017年に市内の観光地を訪れた外国人は延べ約11万7千人で、16年比約2万5千人増加した。

 国際交流経験豊富な池田房枝会長(64)=松江市法吉町=が「主要観光地だけでなく、城北地域の下町の魅力や日本文化を知ってもらう活動がしたい」とメンバーを募集。17年5月に会を立ち上げ、方針や活動方針を話し合った。

 計画では、外国人観光客に着物の着付けや茶道といった文化体験、地区の神社や老舗を巡る町歩きを実施。所要時間は2時間~3時間を予定しており、池田会長が所有する空き家を事業の拠点にする。メンバーを対象にした語学研修も進める。

 10月からの受け入れを目指して会合を重ねており、池田会長は「子どもたちの世代にまで活動を広め、松江と海外とのつながりを持ち続けたい」と今後の抱負を語った。

2018年8月16日 無断転載禁止