女子ログ 不自由な生活

 わが家のお風呂場をリフォームすることになった。猛暑が続く中、お風呂と洗面所が使えない不自由な生活を1週間送ることになった。

 汗をかいてもすぐにシャワーを浴びることはできないし、洗濯物は外に備え付けられた仮設の二層式洗濯機で洗わなければならない。お風呂は毎日仕事終わりに近所の浴場へ…。なんてめんどくさいんだろう。工事が始まる前から憂鬱(ゆううつ)な気持ちだった。

 しかし始まってみると、この不自由な生活の中でいいこともあった。家族だんらんの時間が増えたことだ。家族で一緒に温泉に入りに行き、一緒に帰ってそのまま一緒に晩ご飯を食べる。それぞれ仕事をしていて生活リズムが違うので、普段あまり家族全員で同じ時間を共有しないわが家にとって貴重なだんらんのひとときとなった。

 時間と手間のかかる二層式洗濯機も、母親と世間話をしながらのんびり行えば案外悪くない。

 工事が終わり、いつもの生活に戻った時、少しだけさみしい気持ちになったのは、おそらく私だけではないはずだ。

 家でお風呂にゆっくりと入られる幸せをかみしめながら、これからは家族だんらんの時間をもっと増やしてみようと思った。

(松江市・ほっとちょこ)

2018年8月17日 無断転載禁止