東アジア最大の望遠鏡完成 京大、岡山の天文台に

 岡山県浅口市の岡山天文台に完成した、東アジア最大の光学赤外線望遠鏡「せいめい」=17日午後

 京都大は17日、岡山天文台(岡山県浅口市)で東アジア最大の光学赤外線望遠鏡「せいめい」が完成したとして、同天文台で記者会見した。京大大学院理学研究科の柴田一成教授(宇宙物理学)は「これまで捉えるのが困難だった天体爆発の観測ができるようになり、宇宙の原理の解明につながる可能性がある」と意義を強調した。

 せいめいは口径3・8メートルで、可視光と赤外線の両方で観測する。軽量構造で素早く方角を合わせられ、天体爆発などの突発現象を捉えることが期待される。

 天文台の近くで天体観測をした言い伝えのある平安時代の陰陽師・安倍晴明にちなんで名付けられた。

共同通信社 2018年8月17日 無断転載禁止