クローン文化財展 入場2万人 感嘆の声続々

2万人目の来場者になり、山陰中央新報社の松尾倫男社長(右)と記念撮影する南場正直さんの家族=松江市袖師町、島根県立美術館
 松江市袖師町の島根県立美術館で開催中の「東京芸術大学クローン文化財展 甦る世界の文化財~法隆寺からバーミヤンへの旅」は19日、来場者が2万人を超えた。会期終盤の休日となったこの日は、期間中最多の約2千人の来場者でにぎわった。

 2万人目の来場者は、出雲市平田町の公務員南場正直さん(46)。妻の美晴さん(48)、娘の理名さん(7)と共に訪れ、山陰中央新報社の松尾倫男社長から記念品の図録などが手渡された。

 南場さんは「ありがたい」と喜び、「国内外の芸術に触れるいい機会。夏休み中の子どもにとってもいい」と話した。

 会場には午前から、多くの家族連れなどが詰め掛けた。実物を忠実に再現した国宝の「法隆寺釈迦三尊像」のコーナーでは、写真を撮影したり、指で像をたたいて質感を確かめたりして、完成から約1400年が経過する仏像の歴史に思いをはせる姿が見られた。

 同展は、東京芸術大や山陰中央新報社などでつくる実行委員会が26日まで開催する(21日は休館)。午前10時開場。25日までは午後7時、最終日の26日は午後5時まで。

2018年8月20日 無断転載禁止