大田・登り窯に火を入れ 陶芸の本焼き合宿 三中生11人が作業

登り窯にまきをくべる生徒たち
 大田市水上町の大田第三中学校でこのほど、校内にある登り窯を使い、生徒たちが夜通しまきをくべて陶芸作品を焼く「本焼き合宿」があり、3年生11人が熱心に作業に励んだ。

 古くから窯業が盛んな地域の特色を生かし、ものづくりの楽しさを感じる機会として毎年実施している同校の伝統行事。

 今回は、全校生徒23人や近くの保育園児、さらに国際交流事業の一環で来校したパラオ共和国とミクロネシア連邦の子どもらが制作した食器など計約200点を完成させる。7月には素焼きと釉薬(ゆうやく)塗りを行い、準備を進めてきた。

 合宿で生徒たちは、学校に泊まり込んで作業に当たった。登り窯に火を入れた後、3班に分かれ、各班が1~2時間ごとに交代し、窯の温度を測りながらまきを夜通しくべていった。地元の瓦製造販売業「シバオ」の芝尾金男会長が指導役を担った。

 班長を務める中田洸太さん(15)は「いろんな方が制作した作品を焼くので緊張する。うまく仕上がればいい」と話した。

 9月中旬に窯出しをして、10月にある同校の文化祭で作品を展示する。

2018年8月21日 無断転載禁止