米、「CO2削減策」大幅緩和へ 新対策で数値目標示さず

 米ワイオミング州の石炭火力発電所=7月、グレンロック(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米政権は21日、発電分野の温室効果ガス削減のためオバマ前政権が定めた規制「クリーン・パワー・プラン」に代わる新たな二酸化炭素(CO2)削減策を発表した。削減の数値目標を盛り込まないなど大幅に緩和された内容で、排出量が多い石炭などの化石燃料業界を後押しする内容となった。

 前政権の規制は、トランプ大統領が昨年10月に撤廃した。既に離脱を表明している地球温暖化防止の国際枠組み「パリ協定」では、米国が温室効果ガス削減目標を達成するために柱とした政策だった。米国の温暖化対策がさらに後退するとの懸念が高まっている。

共同通信社 2018年8月22日 無断転載禁止