栗丸々と 猛暑も秋へ 雲南・掛合

日差しを受けて実が大きくなっているクリ=雲南市掛合町波多、波多観光栗農園
 山陰両県は21日、厳しい暑さとなった。一方、山間部では、秋の味覚のクリが日差しを浴びて実を膨らませ、暑さの中にも秋の訪れを告げている。

 松江、鳥取両地方気象台によると、21日の最高気温は浜田37.7度、斐川(出雲市)36.7度、境(境港市)37.0度などで、29観測地点のうち8地点で今季最高を観測した。

 標高420メートルの山あいにある雲南市掛合町波多地区の波多観光栗(くり)園では、200本のクリの木が日差しを受けて実を丸々と太らせ、担当者が9月5日の開園に向けて作業に追われた。

 波多地区は盆明け以降、夜間の気温は15度前後まで下がり、水田周辺を赤とんぼが飛ぶようになった。田部光夫代表(80)は「9月に入れば寒暖差がさらに激しくなり、クリに甘みが乗ってくるだろう」と心待ちにした。

2018年8月22日 無断転載禁止