回り舞台で芝居 熱演に200人拍手 益田・白岩神社で打歌一座

舞台で熱演する役者たち
 明治期の人力回り舞台が残る益田市中垣内町の白岩神社で、地元有志でつくる劇団「打歌(うつうた)一座」(岡崎晃座長)がこのほど、2年に1度の大芝居を披露した。昔話・桃太郎をモチーフにした創作芝居「妖怪バスターズ」で、笑いあり涙ありの芝居に観客約200人が見入った。

 1899(明治32)年の完成と伝わる舞台は、間口9メートル、奥行き6・7メートルで、舞台の下に回し手4人が入り、場面転換の際に回し棒を押して、直径4メートルの座を回転させる。今回は張り出し舞台も設置した。

 妖怪バスターズは、主役は女性3人。打歌村を舞台に、妖怪や悪霊、鬼といった「害獣」を駆除するキッジ、サルル、ドギーと気弱な鬼・桃太郎の活躍を描いた。

 水鉄砲や水風船などを使い、趣向を凝らしたアクションシーンや鬼退治を交え、宝船に乗り村へと帰るラストシーンでは、会場を大きな拍手が包んだ。

 市立中西小学校1年の田原一乃輔君(6)は「自分よりも小さな子が演じていてすごいと思った。芝居も楽しかった」と話した。

2018年8月22日 無断転載禁止