クローン文化財展 来場者2万5000人突破 26日閉幕

キジル石窟壁画のクローン文化財に見入る来場者=松江市袖師町、島根県立美術館
 松江市袖師町の島根県立美術館で開催中の「東京芸術大学クローン文化財展 甦(よみがえ)る世界の文化財~法隆寺からバーミヤンへの旅」は、会期が残り3日間となった24日も家族連れなどでにぎわい、通算の来場者が2万5千人を超えた。

 訪れた人たちは、独自の技術で再現した仏像や壁画、浮世絵などの作品に顔を近づけて見入ったり、手で触れたりして世界各地の宝を体感した。

 歴史好きの松江市立第二中学校1年の松尾琴美さん(12)は、いとこの同市立津田小学校6年の松尾さくらさん(12)を誘って来場。琴美さんは「復元されたバーミヤン東大仏天井壁画は実物のようだった。間近で見ることができて良かった」と喜び、さくらさんは「(見たことを)夏休みの宿題としてノートにまとめたい」と話した。

 同市浜乃木3丁目の塩田正文さん(73)は2度目の来場となった。最初に訪れた時に展示作品を撮影できると知り、今回はデジタル一眼レフカメラを持参。法隆寺釈迦三尊像を写真に収め「神社仏閣は撮影できないことが多く、貴重な機会。きれいに撮れた」と満足そうだった。

 同展は東京芸術大、山陰中央新報社などでつくる実行委員会が主催し26日まで。午前10時開場。25日は午後7時まで。26日は同5時まで。

2018年8月25日 無断転載禁止