棋聖戦1次予選 里見 好勝負も及ばず 藤井七段と初対局

感想戦で藤井聡太七段(左)と対局を振り返る里見香奈女流四冠=大阪市、関西将棋会館
 将棋の里見香奈女流四冠(26)=島根県出雲市出身=と最年少プロ藤井聡太七段(16)が24日、大阪市福島区の関西将棋会館であった第90期棋聖戦1次予選2回戦で対局し、里見女流四冠が82手で敗れた。公式戦初対決で注目された一戦は、最年少記録を次々と塗り替える高校生プロが貫禄を示した。

 振り駒で先手番となった里見女流四冠は、得意の「ゴキゲン中飛車」の戦法で中央に手厚く構えたのに対し、藤井七段は二枚銀で反発。序盤は里見女流四冠がペースよく優位に進めたが、中盤に逆転され、攻め合いとなった終盤も押し切られた。

 里見女流四冠はプロ棋士養成機関の奨励会を年齢制限のために3月に退会後、2011年以来となる一般棋戦に出場。対男性棋士の通算成績は7勝19敗となった。18年度の成績は3勝3敗で、女流棋士では最多タイとなる対男性棋士3連勝を飾っていた。

2018年8月25日 無断転載禁止