大田・和江漁港関連道が開通 9号と直結 漁業の活性化期待

新正原橋を渡り初めする市民や「石見銀山天領太鼓」のメンバー。後方を国道9号が走る
 和江漁港(大田市静間町)と国道9号を直結するアクセス道路「和江地区漁港関連道」約1・5キロの開通式が25日、現地であった。地元住民や県、市、JFしまねの関係者ら約200人が参加し、水産物の安全で効率的な輸送の促進による地元漁業の発展を願い、渡り初めした。

 アクセス道路は、同漁港を管理する県が2012年度から一体的に整備していた。事業費は約16億7千万円。同漁港では13年、大田市内4カ所の市場を統合したJFしまね大田水産物地方卸売市場が完成し、水産拠点としての機能を発揮する一方、周辺の道路は車両の離合が難しい未改良区間が多く、大型車などは大きく迂回(うかい)しながら基幹道路に出ていたという。

 開通式は、整備事業に伴い新たに架橋工事を行った新正原橋(しんしょうばらばし)近くであり、県農林水産部の松浦芳彦部長が「道路の完成で、漁業振興を核に地域活性化が図られることを祈念する」とあいさつした。楫野弘和市長は「水産業の効率が格段に向上し、一層の漁業の活性化、地域の発展に役立つと期待している」と述べた。

 関係者がテープカットで開通を祝った後、市民らが地元の和太鼓演奏グループ「石見銀山天領太鼓」の演奏に先導されながら渡り初めした。

2018年8月26日 無断転載禁止