「国民の命守るのが使命」 大飯原発差し止め元裁判長

 インタビューに答える福井地裁元裁判長の樋口英明氏

 2014年に福井地裁で関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働を認めない判決を出した樋口英明元裁判長(66)が26日までに共同通信のインタビューに応じ、「国民の命と生活を守るのが裁判所の使命だ。東京電力福島第1原発事故で、どういう場合に過酷事故になるかはっきりしたのだから、それに従って考えればいい」と判決に至った経緯を語った。

 樋口氏は「『日本では珍しくない強さの地震が原発にも来る可能性はあるのではないか』という具体的危険の話をしている。福島のような過酷事故が起きる具体的危険があったら、止めなくてどうするのか」と指摘した。

共同通信社 2018年8月26日 無断転載禁止