子規との友情描く劇に漱石ロイド 本人役で出演

 演劇「手紙」に本人役で出演した夏目漱石のアンドロイド=26日、東京都千代田区の二松学舎大 夏目漱石のアンドロイドと写真に納まる劇作家の平田オリザさん(右端)、大阪大の石黒浩教授(左から2人目)ら=26日、東京都千代田区の二松学舎大

 アンドロイドの人格権を考えるシンポジウムが26日、二松学舎大(東京)で開かれ、夏目漱石と友人の正岡子規が生前に交わした書簡を基にした演劇「手紙」が上演された。漱石のアンドロイドが本人役を演じた。

 明治時代に英国留学中の漱石と病床の子規が交わした書簡の他、漱石が妻に宛てた手紙を参考に、劇作家の平田オリザさんが演出。漱石のアンドロイドは、子規役の劇団員とせりふを掛け合った。

 このアンドロイドは、漱石が学んだ縁がある二松学舎大と、ロボット研究で知られる大阪大の石黒浩教授が共同製作。漱石の孫で学習院大大学院の夏目房之介教授の声から人工音声を作った。

共同通信社 2018年8月26日 無断転載禁止