園児 猛暑に川遊び歓声 邑南・日貫川 住民が周辺整備し安全確保

川遊びを楽しむ園児たち
 邑南町日貫の日貫保育所が住民の支援を受け、近くを流れる日貫川で川遊びを楽しんでいる。保育所にはプールがないため、猛暑の今夏は川遊びが涼を求める貴重な機会に。自然の遊び場には、別の地区にある保育所も集まるようになり、園児らは、地域の思いがこもった川で泳ぎ、生き物を捕まえて歓声を上げている。

 日貫川の川遊びは、園児11人の日貫保育所にとって夏の風物詩となっている。週3日は川に入り、小さな園児も足を漬けて、水の冷たさを体感する。

 6年前からは遊びやすいよう、住民たちが川岸の草刈りや、つまずきそうな石をよける作業をボランティアで実施。昨年から同町内にある別の保育所もマイクロバスで川遊びに来るようになった。

 今月23日には、同町矢上のいわみ西保育所の5歳児19人が来訪。浮輪をつけた子どもは水の流れに乗ったり、川岸の石を動かしカニを探したりした。日貫保育所の2~5歳児7人も加わり、慣れた様子で泳いでいた。いわみ西保育所の小畑秋翔ちゃん(5)は「泳ぐのが楽しかったので、また来たい」と笑顔だった。

 園児たちが来る予定の朝には、数人の住民が川の整備で汗をかき、安全確保に当たった。遊ぶ子どもの数が増えたことから、他の保育所が来るときには、住民が見守り役として駆け付けるようになった。日貫保育所の山本百合枝所長(64)は「地域の人たちが保育所を熱心に支えてくれ、感謝しかない」と話した。

2018年8月30日 無断転載禁止